留学でフィリピンの空港に到着すると、最初に「入国審査」を受けます。入国審査とはその外国人を自分の国(留学の場合のフィリピン)に入れて良いかを判断することです。例えば、国際的なテロリストだったり、パスポートに不備があったりといった理由で入国を拒否されることがあります。
飛行機を降りたら「Arrivals」と書かれた表示にそって進みます。しばらく進むと入国審査場があるエリアに到着します。たくさんの入国審査ブースがあり人が並んでいます。留学に来た日本人は「Visitor」と書かれたブースの列に並びます。Visitorの表示が見当たらない場合は列に並んでいる人を見てください。東洋人や西洋人がたくさん並んでいる列が外国人用の入国審査ブースの列です。
フィリピンでは入国審査の際に次の3点の資料を提出します。
フィリピンでは暴力団関係者や薬物関係者が入国することはできません。指が10本揃っていない場合は暴力団関係者と見なされ、入国を拒否されることが多いです。ファッションでタトゥーを入れていてそれが入国審査官に見られた場合も入国できないことがあります。
また、入国審査官に横柄な態度を取ったという理由で日本人が入国を拒否されたという事例も少なからずありますので注意してください。
フィリピンでは入国審査官から簡単な質問をされることがあります。もちろん英語で質問されますが対応のポイントは2つです。
フィリピンに留学に来る日本人には、入国審査を受けた際に30日間有効のビザが無償で発給されます。
ビザはパスポートに入国日が入ったスタンプで押され、その下に手書きで有効期限の最終日が書き込まれます。入国審査を受けてパスポートを返されたらビザスタンプが押されているかをすぐに確認し、押されていない場合はその場で入国審査官に発給を求めてください。
入国審査を受けてそのまま進むと、スーツケースなど機内預けの荷物を受け取るエリアがあります。荷物を受け取る場所は複数あり、どこで受け取るかは場内のモニターに表示されています。
荷物を受け取ると外に出るのですが、外に出る手前のところに税関職員が立っておりここで税関申告書を提出します。税関申告書は飛行機の中で渡されます。記入方法は「税関申告書の書き方」ページを参照してください。
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